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社寺建設の指南書

寺業計画

寺業計画

お寺の事業計画書をつくりましょう。

手順計画

お寺の普請を考えた時にまず何を考えなけれならないのでしょうか?

お寺の普請を考えた時に、まず何を考えなければならないのでしょうか?
耐震改修や雨漏りなど、必要に迫られて建築工事を考えている。
あるいは、漠然と案件となっていた建築工事を、記念事業を迎えるこの機会に進めようとか、お寺ごとに色々な建築計画をお持ちかもしれませんが、その前に是非やっていただきたいことがあります。
それは、「お寺の事業計画」を立てると言う事です。

事業計画ってなんですか?と、思われる御住職も多いでしょうが、一般的に企業というのは経営方針や経営戦略等をたてて、売上げ目標等を考えます。その会社の行く末を考える計画を事業計画と言います。
お寺も言うなれば、1企業体のようなものです。宗教法人ゆえに収益事業を行ってはいけないと言いながらも、お金が無くてはお寺を維持していくこともできないですし、放置しておけば宗教法人は解散してしまいます。それゆえに、お寺が生き残るためには事業計画書がとても大切なのです。

檀家制度も崩壊し、墓ですら維持したくない時代です。
今までと同じような考え方ではお寺も生き残れない時代になってきました。

自己実現という言葉がありますが、人がどうなりたいかイメージするように、お寺もどんなお寺になっていくべきなのか、どうやって今後もお寺で食べていけるのか、将来を見据えて真剣に考えて計画を進める事が大切なのです。
そしてそれをノートにまとめて、事業計画書にするのです。漠然としたもので構いません。
まずは中途半端な計画であっても、時々見返すことで、少しずつでも具体的になっていけばいいのです。

大切な事は何をしていくべきかを文章にすることなのです。
事業計画を文章化すると曖昧だったことが明確になっていきます。
もちろん、事業計画にはお金の話も考えなければなりません。

Writer

起雲社寺建築設計 代表

野村 健太

社寺設計において伝統的な日本の建築様式や文化に詳しく、現代のニーズにも応えた美しく機能的な設計を手がけています。社寺設計における専門的な知識や経験を活かし、計画から工事、式典まで一貫して社寺建築業界をサポートします。

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